矯正コラム

マウスピース矯正で“話しにくくなる”って本当?滑舌・発音の変化と対処法

2025.12.26

マウスピース矯正は「目立ちにくく」「取り外し可能」というメリットがあり、多くの人に選ばれています。しかし、治療を検討している方の中には「話しにくくなるのでは?」「仕事でプレゼンがあるけれど大丈夫?」と心配される方もいます。特に接客業や学生など、人と話す機会が多い方にとっては気になる点ですよね。

本記事では、マウスピース矯正と発音の関係、実際に起こる変化とその対処法について詳しく解説します。

なぜ発音に影響するのか?

マウスピースは歯を全体的に覆うため、舌の位置や空気の通り道に微妙な変化が起こります。特に舌先と前歯の接触が大切な音では、影響が出やすいとされています。

影響を受けやすい音

・サ行(さ・し・す・せ・そ)

・タ行(た・ち・つ・て・と)

・ラ行(ら・り・る・れ・ろ)

これらの音は舌の位置が重要で、装置に慣れるまでは舌が動きにくくなり、発音が不明瞭になることがあります。

実際にどれくらい話しにくい?

多くの患者さんは、装着直後に「少し話しにくい」「サ行が言いにくい」と感じます。しかし12週間程度で舌が慣れ、違和感が軽減されるケースがほとんどです。周囲から「聞き取れない」と言われるほどの影響は少なく、一時的な現象と考えて良いでしょう。

話しにくさを改善する工夫

1.発音練習を取り入れる

新聞や本を声に出して読む、歌を口ずさむなど、舌と口の動きを意識的に使うことで慣れが早くなります。

2.舌のストレッチ

舌を上下左右に動かす、上顎に押し付けるなどの簡単な運動は滑舌改善に役立ちます。

3.余裕を持って話す

最初はゆっくり話すことで、相手に伝わりやすく、自分自身も安心できます。

仕事や学校への影響は?

接客業・教師・営業職など、人と話すことが多い方でも、慣れてしまえば大きな支障はありません。実際には「歯並びがきれいになり、人前で笑顔で話せるようになった」というプラスの変化を感じる方の方が多いです。

まとめ

マウスピース矯正による発音の影響は一時的で、多くの方は短期間で慣れます。舌の運動や発声練習を取り入れれば、違和感はさらに軽減できます。

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