矯正コラム

マウスピース矯正中、歯がグラグラする…これって大丈夫?

2026.01.15

マウスピース矯正を始めてしばらくすると、「歯が少しグラグラしている気がする」と不安に感じる方は少なくありません。特に初めて矯正を受ける方にとっては「歯が抜けてしまうのでは?」という恐怖を抱くこともあるでしょう。しかし、この揺れの多くは矯正治療の過程で起こる正常な反応です。本記事では、歯がグラグラする理由、注意すべき症状、安心して治療を続けるためのポイントを詳しく解説します。

矯正で歯が揺れるのはなぜ?

歯は歯槽骨という骨の中に埋まっていますが、その間には「歯根膜」というクッション組織があります。矯正治療では、この歯根膜に継続的な力をかけることで、片側の骨が吸収され、反対側に新しい骨が形成されます。これにより歯は少しずつ移動していきます。

この仕組みの中で、一時的に歯を支える骨が弱くなるため、軽い揺れを感じることがあるのです。つまり「歯が動いている証拠」とも言えます。

正常な揺れと危険な揺れの見分け方

正常な揺れ

・指で押すとほんのわずかに動く

・軽い違和感があるが強い痛みはない

・数週間〜数か月で安定してくる

危険な揺れ

・強い痛みを伴う

・出血や膿が出る

・食事で噛めないほど不安定

・揺れが時間とともに大きくなる

危険なケースでは、歯周病や矯正力のかけすぎなどが関係していることがあります。

不安を和らげるための対策

1.経過を観察する

矯正中の揺れは自然な現象。数日〜数週間で落ち着くことも多いので、まずは様子を見ましょう。

2.歯周病予防を徹底

歯周病があると揺れが強く出やすくなります。毎日の歯磨きに加え、フロスや歯間ブラシを活用しましょう。

3.力をかけすぎないように調整

マウスピースの交換サイクルが早すぎると過剰な力がかかることもあります。違和感が強い場合は歯科医師に相談を。

4.柔らかい食事で負担軽減

揺れが強い時期は、硬いものや粘着性のある食べ物を避けると安心です。

よくある質問

Q.「矯正で歯が抜けることはないのですか?」
正常な治療計画のもとで矯正を行う限り、歯が自然に抜けることはありません。

Q.「歯周病があると矯正できないの?」
重度の場合は矯正より先に歯周病治療が必要ですが、軽度なら並行して進められることもあります。

まとめ

矯正中の歯の揺れは多くの場合「歯が移動しているサイン」です。ただし強い痛みや異常がある場合は注意が必要です。安心して治療を続けるためには、定期検診を欠かさず、自己判断せずに歯科医師へ相談しましょう。

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船曳歯科医院では、「自分だったら、どんな治療を受けたいだろう?」ということをいつも考えて診療しています。そのために、痛みや不安など色々なことに配慮して、それが解消できるように工夫し、普段の診療に繋げております。

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