マウスピース矯正を始めてしばらくすると、「歯が少しグラグラしている気がする」と不安に感じる方は少なくありません。特に初めて矯正を受ける方にとっては「歯が抜けてしまうのでは?」という恐怖を抱くこともあるでしょう。しかし、この“揺れ”の多くは矯正治療の過程で起こる正常な反応です。本記事では、歯がグラグラする理由、注意すべき症状、安心して治療を続けるためのポイントを詳しく解説します。
矯正で歯が揺れるのはなぜ?
歯は歯槽骨という骨の中に埋まっていますが、その間には「歯根膜」というクッション組織があります。矯正治療では、この歯根膜に継続的な力をかけることで、片側の骨が吸収され、反対側に新しい骨が形成されます。これにより歯は少しずつ移動していきます。
この仕組みの中で、一時的に歯を支える骨が弱くなるため、軽い揺れを感じることがあるのです。つまり「歯が動いている証拠」とも言えます。
正常な揺れと危険な揺れの見分け方
正常な揺れ
・指で押すとほんのわずかに動く
・軽い違和感があるが強い痛みはない
・数週間〜数か月で安定してくる
危険な揺れ
・強い痛みを伴う
・出血や膿が出る
・食事で噛めないほど不安定
・揺れが時間とともに大きくなる
危険なケースでは、歯周病や矯正力のかけすぎなどが関係していることがあります。
不安を和らげるための対策
1.経過を観察する
矯正中の揺れは自然な現象。数日〜数週間で落ち着くことも多いので、まずは様子を見ましょう。
2.歯周病予防を徹底
歯周病があると揺れが強く出やすくなります。毎日の歯磨きに加え、フロスや歯間ブラシを活用しましょう。
3.力をかけすぎないように調整
マウスピースの交換サイクルが早すぎると過剰な力がかかることもあります。違和感が強い場合は歯科医師に相談を。
4.柔らかい食事で負担軽減
揺れが強い時期は、硬いものや粘着性のある食べ物を避けると安心です。
よくある質問
Q.「矯正で歯が抜けることはないのですか?」
→ 正常な治療計画のもとで矯正を行う限り、歯が自然に抜けることはありません。
Q.「歯周病があると矯正できないの?」
→ 重度の場合は矯正より先に歯周病治療が必要ですが、軽度なら並行して進められることもあります。
まとめ
矯正中の歯の揺れは多くの場合「歯が移動しているサイン」です。ただし強い痛みや異常がある場合は注意が必要です。安心して治療を続けるためには、定期検診を欠かさず、自己判断せずに歯科医師へ相談しましょう。
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