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インビザラインとワイヤー矯正どちらがいいの?
インビザラインはマウスピースを使った矯正治療、ワイヤー矯正はブラケットとワイヤーを使った矯正治療です。どちらにもそれぞれのメリット・デメリットがあり、どちらがいいのかは患者様によって異なります。後悔のない矯正治療にするために、両者の違いを知っておきましょう。
インビザラインとワイヤー矯正の比較
インビザライン | ワイヤー矯正 | |
---|---|---|
マウスピースを交換した数日間のみ、わずかな違和感がある場合もある | 痛みや違和感 | 締め付けるような強い痛みがある
金具が刺さって口内炎ができる場合がある |
2~3ヶ月ごと | 通院頻度 | 1ヶ月ごと |
2~4年前後 | 治療期間 | 2~3年前後 |
80万円前後 | 費用 | 100万円前後 |
取り外して治療前と同じように行える
食べ物の制限なし |
食事 | 器具を気遣って食べ物・飲み物を一部制限する必要がある |
リスクなし | アレルギー | リスクあり
金属アレルギーの方は困難 |
制限なし | スポーツ | コンタクトのあるスポーツは不可 |
治療中も同時に行える | ホワイトニング | 矯正中は行えない |
ほとんど問題はない | 会話 | 口が閉めにくく感じられる |
取り外して治療前と同じように行える | 歯磨き | 器具を気遣って慎重に行う必要がある(専用の歯ブラシが2~3種類求められる) |
取り外して治療前と同じように行える | 楽器演奏 | 吹奏楽器は基本的に演奏できない |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
インビザラインのメリット
インビザラインは、やわらかく透明なマウスピースを使い、わずかな圧力をかけて少しずつ歯を動かします。痛みや違和感がほとんどないうえに、装着していてもあまり目立ちません。取り外して歯磨きができるため、虫歯や歯周病のリスクも抑えられます。
インビザラインのデメリット
インビザラインは1日20時間以上の装着を前提としており、これを怠ると予定通りに歯が動いていきません。簡単に取り外せるため、装着時間は患者様ご自身で管理する必要があります。
ワイヤー矯正のメリット
ワイヤー矯正は患者様ご自身で取り外せないため、インビザラインのように装着時間を管理する必要がありません。また、歯の大幅な移動も得意としており、重度の叢生や出っ歯など、インビザラインでは難しい症例にも対応できます。
ワイヤー矯正のデメリット
ワイヤー矯正は、歯の表面につけたブラケットにワイヤーを通し、それを引っ張って歯を移動させていくため、ある程度の痛みや違和感は避けられません。また、患者様ご自身では取り外せないため、食事の仕方や内容が制限されるほか、磨き残しによる虫歯・歯周病のリスクも高まります。