マウスピース矯正には、インビザライン以外にも、キレイラインやウィ・スマイルなどさまざまな種類があります。これらはどれもマウスピース矯正ですが、すべてが同じというわけではありません。特にインビザラインはほかのマウスピース矯正との差が大きく、具体的に以下のような違いがあります。

• 対応できる症例

ほかのマウスピース矯正は、前歯など一部の歯並びを整える「部分矯正」を得意としています。一方、インビザラインは部分矯正だけでなく、奥歯を含めたすべての歯並びを整える「全顎矯正」も得意としています。そのため、マウスピース矯正の中でも、特に幅広い症例への対応が可能です。

• 費用

インビザラインはほかのマウスピース矯正に比べ、費用が高くなる傾向があります。気になる部分だけを治したい場合は、インビザラインによる部分矯正「インビザライン・ライト」をご検討ください。

• 期間

マウスピース矯正の治療期間は、動かす歯の数や距離によって異なります。インビザラインは幅広い症例に対応できるため、それに伴って治療期間も長くなる傾向があります。

• 過去の実績

インビザラインは1997年の開発以来、世界100ヶ国以上で900万人以上の方の歯並びを整えてきました。ほかのマウスピース矯正には、これほどまでの実績はありません。信頼性が高いのはもちろんのこと、過去のデータにもとづく高品質な治療が期待できます。

• 歯型取りの回数

ほかのマウスピース矯正は、2〜4週間ごとに歯型を取り、新しいマウスピースを作成します。一方、インビザラインは最初に取った歯型をもとに、すべてのマウスピースをまとめて作成します。歯型取りの回数が圧倒的に少なく、患者様に余分な負担がかかりません。また、複数のマウスピースをまとめてお渡しできるため、通院頻度も2〜3ヶ月に1回程度まで下げられます。

• iTeroElementの有無

iTeroElementとは、インビザライン専用の口腔スキャナーです。お口の中を1分程度なぞるだけで歯型が取れるため、患者様に負担がかかりません。検査後はすぐに完成イメージが確認できるうえに、精密なデータによる治療自体の品質向上も期待できます。