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- 矯正治療中の通院・メインテナンス
インビザライン矯正中の通院
インビザラインで矯正している間は、慣れるまで1ヶ月に1回、慣れてきたら2ヶ月に1回のペースで通院を行います。インビザラインのマウスピースは、最初にすべてまとめて作成するため、ワイヤー矯正のように頻繁に通院し、装置を調整する必要がありません。通院はあくまで経過観察やトラブル防止を目的としており、結果としてワイヤー矯正の半分程度で済ませられます。
インビザライン矯正中の通院で行うこと
- 矯正の進行度の確認
歯が無事に動いているかを確認し、仮に動いていなければ装着時間などを患者様にお伺いします。装着時間が足りていても動きが悪い場合は、再検査や治療計画の変更なども検討します。
- 虫歯や歯周病のチェック
矯正中は歯が唾液に触れにくいため、虫歯や歯周病のリスクが自然と高まります。虫歯や歯周病になれば、矯正の中断も検討しなければなりません。そのような事態を防ぐため、通院時にはお口の状態を確認し、適宜歯磨きなどのアドバイスを行います。
自宅でのメンテナンス
インビザラインの洗浄
- 洗浄方法
基本は歯ブラシで優しくこすり、流水で洗い流すだけで構いません。また、マウスピース用の洗浄剤を使えば目に見えない汚れもきれいに落とせます。
- 注意点
マウスピースを洗浄する際、熱すぎるお湯を使うのは控えてください。マウスピースを変形させるおそれがあり、作り直しによる追加費用が発生してしまう可能性があります。
また、歯磨き粉には研磨剤が含まれており、マウスピースに細かな傷を作ってしまいます。細かな傷が増えると、かえって雑菌が繁殖することにもなりかねないため、水以外で洗いたい場合は中性洗剤を薄めたものを使いましょう。
なお、同じ洗浄剤であっても、入れ歯用のものはマウスピースを変形・劣化させるおそれがあります。洗浄剤は必ず、マウスピース用のものを使いましょう。
- 洗浄頻度
マウスピースは少なくとも1日1回、できれば外すたびに水洗いしてください。週に1〜2回の頻度で洗浄剤を使えば、より清潔に使用できます。