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歯周病の症状チェック〜自分でできる10の確認項目と早期発見のポイント〜

2026.04.14

歯周病は「サイレントキラー」と呼ばれています。

初期段階では痛みがほとんどなく、気づかないうちに進行してしまうからです。日本人成人の約8割が罹患しているとされるこの病気は、歯を失う最大の原因であり、心臓病や糖尿病など全身の健康にも深刻な影響を及ぼします。

しかし、早期発見できれば適切なケアで回復することが可能です。本記事では、自宅で簡単にできる10項目のセルフチェック法をご紹介し、早期発見のポイントを詳しく解説します。

歯周病とは?なぜ早期発見が重要なのか

歯周病は、歯と歯茎の間に細菌が繁殖することで引き起こされる炎症性疾患です。歯肉炎と歯周炎の総称であり、歯垢(プラーク)に含まれる細菌が毒素を出し、歯茎に炎症を起こします。

この炎症が進むと、歯を支える歯根膜を溶かし、歯槽骨組織を破壊します。最終的には歯が抜け落ちてしまうのです。

なぜ早期発見が重要なのでしょうか?

歯周病菌は神経を麻痺させる毒を出すため、症状が悪化しても痛みを感じにくいという特徴があります。気づいたときには手遅れ、というケースも少なくありません。また、近年の研究では、歯周病が全身の健康に深刻な影響を及ぼすことが明らかになっています。心臓病、脳梗塞、糖尿病、肺炎など多くの疾患のリスクを高めることが分かっています。

早期発見・早期治療は、お口の健康だけでなく全身の健康を守るためにも非常に重要です。

自分でできる10の症状チェック項目

以下の10項目をチェックしてみましょう。当てはまる項目が多いほど、歯周病のリスクが高い可能性があります。

1. 歯磨き時の出血

歯を磨くと血が出ることがありますか?

健康な歯茎は適切な力での歯磨きで出血することはありません。出血は歯茎に炎症が起きている重要なサインです。歯磨き後に吐き出した際、唾液に血が混じっていないか確認しましょう。

2. 歯茎の腫れや色の変化

歯茎が赤く腫れている、または色が赤黒くなっていませんか?

健康な歯茎はピンク色で引き締まっており、表面はオレンジの皮のようなツブツブした状態です。歯茎が赤く腫れている、暗赤色や紫色になっている場合は要注意です。

3. 歯と歯の間に食べ物が詰まる

食事の後、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなっていませんか?

歯周病が進行すると、歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができます。これにより食べ物が詰まりやすくなるのです。

4. 歯茎がムズムズする・浮いた感じがする

歯茎がムズムズしてかゆい、または浮いたような感じがして腫れぼったいですか?

これらは歯茎に炎症が起きている初期のサインです。体調が悪かったり疲れたりすると歯茎が腫れる場合も、歯周病の可能性があります。

5. 冷たいものや熱いものがしみる

虫歯はないのに、冷たいものや熱いものが歯にしみますか?

歯周病が進行すると歯茎が下がり、歯根が露出します。これにより知覚過敏が起こり、冷たいものや熱いものがしみるようになります。

6. 口臭がある

人から口が臭いと言われたことがある、または自分で口臭があると感じますか?

歯周病が進行すると、細菌の増殖により口臭が強くなります。朝起きたとき、口の中がネバネバする場合も要注意です。

7. 歯茎を押すと血や膿が出る

歯茎を押すと血や膿が出ますか?

これは歯周病がかなり進行しているサインです。歯茎がぶよぶよしている場合も、炎症が進んでいる可能性があります。

8. 歯がグラグラする

動く歯がある、または歯を押すとグラグラしますか?

歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶け、歯がぐらつくようになります。硬いものを噛むと歯が痛む場合も要注意です。

9. 歯が長くなった気がする

歯根が露出し、歯が長くなった気がしますか?

歯茎が下がると、歯が長く見えるようになります。これは歯周病の進行を示すサインです。

10. 歯並びが変わった気がする

この頃、歯並びが変わったような気がしますか?

歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶け、歯と歯の間が広がる(すきっ歯になる)ことがあります。

歯周病の進行段階と症状の変化

歯周病は進行度によって症状が異なります。進行段階を知ることで、自分の状態を把握しやすくなります。

歯肉炎(初期段階)

歯肉炎は歯周病の一歩手前の状態です。

歯と歯茎の境目に細菌が溜まり、歯茎に炎症が起きている状態です。この段階では、歯を支える骨(歯槽骨)はまだ溶けていません。主な症状としては、歯茎が赤く腫れる、歯磨き時に出血する、歯茎の先が丸く膨れるなどがあります。

歯肉炎の段階であれば、適切なケアで完全に回復することが可能です。毎日の丁寧なブラッシングと歯科医院での歯石除去で改善します。

軽度歯周病

軽度歯周病になると、歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)の深さが3mm以上になります。

歯茎の炎症が進み、歯を支える骨が少し溶け始めている状態です。主な症状は、軽い出血、歯茎の腫れ、歯が浮いたような感覚などです。この段階でも痛みを伴う症状はほとんどありません。

軽度歯周病の治療には、ブラッシング指導に加えて歯石除去(スケーリング)が必要です。歯の表面だけでなく、歯周ポケット内の歯垢・歯石も除去します。

中度歯周病

中度歯周病になると、歯周ポケットの深さは4〜7mmとなり、歯を支える骨が半分程度溶けている状態です。

歯茎が腫れたり引いたりを繰り返す、冷たいものがしみる、歯がぐらつく、口臭が出てくる、歯茎から膿が出るなどの症状が現れます。自宅でのケアだけでは改善しないため、歯科医院での専門的な治療が必要です。歯周ポケット内の歯石除去には麻酔が必要な場合もあります。

重度歯周病(歯槽膿漏)

重度歯周病では、歯周ポケットの深さが7mm以上となり、歯槽骨の3分の2以上が溶けている状態です。

歯がグラグラする、ひどい口臭がする、硬いものが噛みにくい、歯と歯の間が広がる(すきっ歯になる)、歯が長くなったように感じるなどの症状が現れます。重度歯周病を放置すると、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。この段階では歯周外科治療が必要になることが多いです。

歯周病のリスクを高める生活習慣

歯周病は生活習慣病の一つとされています。以下のような生活習慣がある方は、歯周病のリスクが高まります。

口腔ケアの不足

歯磨きの時間が短い、歯間ブラシやデンタルフロスを使っていない場合、歯垢が溜まりやすくなります。

食生活の偏り

軟らかいものや甘いものが好きだ、噛まないで飲み込むクセがあるなど、食生活の偏りも歯周病のリスクを高めます。

喫煙

たばこを吸う方は、歯周病のリスクが非常に高くなります。喫煙は歯茎の血流を悪化させ、免疫力を低下させるためです。

口呼吸

口で呼吸をしていることが多い、いびきをかくことが多い場合、口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。

全身疾患

糖尿病にかかっている、貧血や血液疾患、免疫不全などの病気を持っている場合、歯周病のリスクが高まります。かぜをよくひく、または治りにくい場合も要注意です。

歯並びの問題

歯並びが悪い、抜けた歯をそのままにしている、治療をしていない歯があるなど、歯並びの問題も歯周病のリスクを高めます。

船曳歯科医院での歯周病治療とケア

船曳歯科医院は約50年前、先代の院長の時代から予防・メンテナンスに力を入れて取り組んでいる歯科医院です。

今のように予防の重要性が言われる前から、個室の診療室を設置して、予防歯科先進国であるアメリカの診療スタイルを学ぶなど、予防・メンテナンスに取り組んできました。現在の院長である船曳晃滋氏は、常に「自分だったら、どんな治療を受けたいだろう?」という患者様の立場に立った考え方を診療の根底に置いています。

痛みや不安など様々なことに配慮し、それらを解消できるよう工夫を普段の診療に繋げており、「歯医者が苦手」「治療が怖い」「痛いのは苦手」という方でも安心して通院できる環境を提供しています。

全室個室の診療室

診療室は全室個室となっており、落ち着いてお口の健康を守るためのケアが受けられます。また、院内はカフェのような落ち着いた内装で、歯科医院の雰囲気が苦手な方もリラックスできる空間設計となっています。

予防・メンテナンスとPMTC

定期的な予防・メンテナンスを中心に、皆様のお口の健康を守る診療をお届けしています。PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)では、専門的な機器を使用して歯垢や歯石を徹底的に除去し、歯周病の予防と改善を図ります。

幅広い診療内容

一般歯科、予防・メンテナンス、PMTC、歯周病治療、セラミック治療、インビザライン、部分的な矯正治療、入れ歯、インプラント、親知らずの抜歯、ホワイトニングなど幅広く対応しています。

アクセスと診療時間

船曳歯科医院は神戸市中央区元町通に位置し、元町駅から徒歩3分、三宮駅から徒歩9分の好立地にあります。診療時間は月・火・水・金・土曜日の10:00~13:00、14:00~18:00で、木・日・祝日は休診です。

保険診療・自由診療を問わずクレジットカードでの支払いが可能で、各種電子マネー(QRコード決済、タッチ決済、交通系ICカードなど)にも対応しています。デンタルローンの取り扱いもあります。

まとめ:早期発見で歯を守りましょう

歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため、定期的なセルフチェックが重要です。

本記事でご紹介した10項目のチェック法を活用し、ご自身の歯周病リスクを把握してください。当てはまる項目が多い場合は、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

歯周病は早期発見できれば、適切なケアで完全に回復することが可能です。また、定期的な予防・メンテナンスにより、歯周病の進行を防ぎ、歯を守ることができます。お口の健康は全身の健康につながります。早期発見・早期治療で、健康な歯を守りましょう。

歯周病の症状が気になる方、予防・メンテナンスをご希望の方は、ぜひ船曳歯科医院にご相談ください。約50年の歴史を持つ予防歯科のプロフェッショナルが、あなたのお口の健康を守ります。

詳しくは船曳歯科医院の公式サイトをご覧ください

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出血や腫れが続くときは、歯周病かどうかも含めて相談できます。気になる症状を整理して伝えるところからで十分です。

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次の一歩

自覚しにくい症状でも、早めに状態を知ることが大切です。治療ページで歯周病の全体像を確認しておくと判断しやすくなります。

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著者情報

院長

船曳 晃滋(ふなびき こうじ)

船曳 晃滋
(ふなびき こうじ)

略歴

奥羽大学歯学部卒業
船曳歯科医院勤務
平成24年 船曳歯科医院が現在の場所に移転・院長就任
現在に至る

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