
本記事では、マウスピース矯正(インビザライン)の全顎対応について、適応症例・治療期間・費用・部分矯正との違いまでを神戸市中央区・船曳歯科医院の院長が詳しく解説します。
「歯並びを治したいけれど、装置が目立つのは嫌」「奥歯まで含めてしっかり矯正できるの?」という疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。
神戸市中央区 / 船曳歯科医院
全顎・部分矯正のどちらが向いているか、一緒に考えます
当院ではインビザライン(全顎)と部分的な矯正治療の両方に対応しています。お口の状態をもとに、適応範囲・期間・費用の目安をご説明します。
月・火・水・金・土 10:00〜13:00 / 14:00〜18:00
休診日:木・日・祝
マウスピース矯正の「全顎対応」とは何か?
全顎矯正とは、前歯から奥歯まで全ての歯を対象に歯並びを整える治療です。マウスピース矯正の中でも、インビザラインは部分矯正だけでなく全顎矯正にも対応できる点が大きな特徴です。
一般的なマウスピース矯正の多くは、前歯など一部の歯並びを整える「部分矯正」を得意としています。一方、インビザラインは奥歯を含めた全ての歯を動かす「全顎矯正」にも対応しており、マウスピース矯正の中でも特に幅広い症例への対応が可能です。
公益社団法人日本矯正歯科学会(2022年7月)のポジションステートメントでは、マウスピース型矯正装置による治療は「専門的な教育と高度な診断能力、治療スキルが必要」とされており、適切な歯科医師のもとで行うことが推奨されています。

全顎矯正と部分矯正の違いは?
- 全顎矯正…前歯から奥歯まで全ての歯を対象。噛み合わせの改善も含む。治療期間は1.5〜3年程度。
- 部分矯正…主に前歯など気になる一部の歯を対象。治療期間は6ヶ月〜1年程度と短い。
全顎矯正は噛み合わせ全体を整えるため、見た目だけでなく機能的な改善も期待できます。部分矯正では対応できない奥歯のズレや噛み合わせの問題も、全顎矯正なら解決できるケースがあります。
インビザラインの全顎矯正はどんな症例に適応できるか?
インビザラインの全顎矯正は、叢生(ガタガタ)・出っ歯・受け口・すきっ歯・開咬など幅広い症例に対応できます。ただし、骨格性の問題が大きい場合や重度の不正咬合では、ワイヤー矯正との併用や外科的処置が必要になることもあります。
インビザラインには治療範囲や難易度に応じた複数のプランがあります。
- インビザライン コンプリヘンシブ…重度の不正歯列にも対応。最大99枚のマウスピースを使用。全顎矯正の主力プラン。
- インビザライン モデレート…中度の不正歯列向け。最大26枚。
- インビザライン ライト/Go…比較的軽度の症例向け。部分矯正に適している。
- インビザライン エクスプレス…後戻りなどごく軽度の症例向け。最大7枚。
全顎矯正に対応するのは主に「コンプリヘンシブ」プランです。コンプリヘンシブの治療期間は1年半〜3年程度が目安とされています。
全顎矯正が向いている方の特徴
- 前歯だけでなく奥歯のズレや噛み合わせも気になる方
- 叢生(歯のガタガタ)が中〜重度の方
- 出っ歯・受け口・開咬など複数の問題を抱えている方
- 装置の見た目が気になるため、ワイヤー矯正に踏み切れなかった方
- 金属アレルギーがあり、ワイヤー矯正が難しい方
一方、骨格性の問題が強い場合や、歯の移動量が非常に大きい場合は、ワイヤー矯正や外科的矯正との組み合わせが必要になることもあります。まずはカウンセリングで歯科医師に相談することが大切です。

インビザライン全顎矯正の治療期間はどれくらいか?
全顎矯正の治療期間は、一般的に1年半〜3年程度が目安です。歯並びの状態・抜歯の有無・マウスピースの装着時間の遵守度によって大きく異なります。
軽度な部分矯正であれば6ヶ月〜1年程度で終了することもありますが、全体矯正では1年半〜3年ほどかかるケースが一般的です。通院頻度は基本的に1〜2ヶ月に1回程度で、ワイヤー矯正と比べて通院負担が少ない点もメリットです。
治療期間に影響する主な要因
- 歯を動かす量と難易度…移動距離が大きいほど、また叢生・出っ歯・開咬など複数の問題があるほど期間が長くなります。
- 抜歯の有無…スペース不足で抜歯が必要な場合、スペースが閉じるまでの時間が加わります。
- マウスピースの装着時間…1日20時間以上の装着が推奨されており、守れないと治療が3〜6ヶ月延長することがあります。
- 治療計画(クリンチェック)の精度…3Dシミュレーションで事前に歯の動きを予測し、必要なマウスピースの枚数と交換ペースが決まります。
マウスピースは通常1〜2週間ごとに新しいものに交換します。計画通りに進めるためにも、指示された装着時間と通院スケジュールをしっかり守ることが重要です。
インビザライン全顎矯正の費用はいくらか?
インビザライン全顎矯正の費用相場は80〜100万円程度です。症状の程度・治療内容・医院によって異なります。
インビザライン全体矯正の費用範囲は40万〜102万円、平均は84万2,000円程度です。地域別では東京85万円、大阪86万円、神奈川78万円などの差があります。
費用の主な内訳
- 治療前…初回カウンセリング(無料〜5,000円)、精密検査(1万〜6万5,000円)
- 治療中…マウスピース代、調整料(3,000〜1万円/回)
- 治療後…保定装置(1万〜6万円)、定期観察(3,000〜5,000円/回)
また、必要に応じてむし歯治療や抜歯などの追加費用が発生する場合もあります。治療開始前に、詳しい費用の内訳と総額を歯科医院で確認しておくことが大切です。
費用を抑えるためのポイント
- 医療費控除の活用…矯正治療は医療費控除の対象になる場合があります(審美目的のみの場合は対象外になることも)。
- デンタルローンの利用…月々の負担を分散できます。当院でもデンタルローンに対応しています。
- 装着時間を守り延長治療を防ぐ…装着時間を守ることで追加費用の発生を防げます。
船曳歯科医院では、保険診療・自由診療ともにクレジットカード・各種電子マネー(QRコード決済・タッチ決済・交通系ICカード)・デンタルローンでの支払いに対応しています。費用面でのご不安もお気軽にご相談ください。

神戸市中央区 / 船曳歯科医院
治療範囲と費用の目安、具体的にご説明します
部分矯正と全顎矯正では、対応できる歯並びの状態が異なります。お口を拝見した上で、どちらの治療が適しているかをわかりやすくご案内します。
月・火・水・金・土 10:00〜13:00 / 14:00〜18:00
休診日:木・日・祝
インビザラインが他のマウスピース矯正と違う点は何か?
インビザラインは、他のマウスピース矯正と比べて全顎矯正への対応力が高く、幅広い症例に使用できる点が最大の違いです。
他のマウスピース矯正の多くは前歯など一部の歯並びを整える部分矯正を得意としていますが、インビザラインは部分矯正だけでなく奥歯を含めた全顎矯正も得意としています。アメリカのアライン・テクノロジー社が開発し、FDA(アメリカ食品医薬品局)の医療機器として認証を受けているシステムです。
- 透明で目立ちにくい…薄い透明樹脂製のマウスピースで、装着していてもほとんど気づかれません。
- 取り外し可能…食事・歯磨きの際は取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいです。
- 虫歯予防に優れている…ワイヤー矯正ではブラッシングやフロスが難しく虫歯リスクが高まりますが、インビザラインは取り外して通常通りのケアができます。
- 痛みが少ない…ワイヤーで引っ張られる痛みがなく、比較的快適に治療を続けられます。
- 金属アレルギーの心配なし…金属を使用しないため、金属アレルギーの方も安心です。
当院がインビザラインを導入した大きな理由の一つが、この「虫歯予防のしやすさ」です。お口の病気予防に力を入れる船曳歯科医院として、矯正中も口腔内を健康に保てる点に大きなメリットを感じています。
神戸・元町で全顎矯正を受けるにはどうすればよいか?
まずは矯正カウンセリングを受け、歯並びの状態と治療プランを確認することが第一歩です。船曳歯科医院では無料の矯正カウンセリングを実施しており、強引な勧誘は一切行いません。
神戸市中央区・元町駅から徒歩3分、三宮駅から徒歩9分の好立地にある当院は、約50年前の先代院長の時代から予防・メンテナンスに力を入れてきました。現院長の船曳晃滋は「自分だったらどんな治療を受けたいだろう?」という考えを根底に、患者様の立場に立った診療を提供しています。
矯正カウンセリングから治療開始までの流れ
- 矯正カウンセリング…歯並びのお悩みをお伺いし、どのような治療ができるかをご提案します。
- 精密検査…レントゲン・口腔内スキャンなどで歯並びの状態を詳しく調べます。
- 治療計画の作成(クリンチェック)…3Dシミュレーションで歯の動きを可視化し、治療計画を確認します。
- マウスピース製作・治療開始…カスタムメイドのマウスピースを装着し、治療をスタートします。
- 定期通院・経過確認…1〜2ヶ月に1回通院し、治療の進行を確認しながら新しいマウスピースに交換します。
- 保定期間…矯正完了後は後戻りを防ぐためのリテーナー(保定装置)を装着します。
全室個室の診療室を完備しており、カフェのような落ち着いた空間でリラックスして治療を受けていただけます。歯医者が苦手な方・治療が怖い方にも、丁寧に対応いたします。

インビザライン矯正中に気をつけることは何か?
インビザライン矯正を成功させるためには、1日20時間以上の装着と丁寧な口腔ケアが最も重要です。
取り外しができるマウスピース矯正は「装着時間が不足すると治療が進まない」という特性があります。自己管理が治療結果に直結するため、日々の習慣が大切です。
矯正中の注意点まとめ
- 装着時間を守る…1日20時間以上が目安。食事・歯磨き以外は装着を続けましょう。
- 食事の際は必ず外す…装着したまま食事をするとマウスピースが破損・変形する原因になります。
- 飲み物は水のみ…マウスピース装着中に水以外の飲み物(特に着色飲料・甘い飲み物)を摂ると、虫歯や着色の原因になります。
- 毎食後の歯磨きを徹底する…磨き残しがあるままマウスピースを装着すると虫歯リスクが高まります。
- マウスピースのお手入れ…専用のクリーナーや柔らかいブラシで清潔に保ちましょう。
- 定期通院を欠かさない…治療の進行確認と新しいマウスピースの受け取りのため、指定の通院スケジュールを守りましょう。
当院では矯正中も定期的なPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)や予防メンテナンスを組み合わせることで、矯正中の虫歯・歯周病リスクを最小限に抑えるサポートをしています。
神戸・元町でインビザラインによる全顎矯正をご検討の方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。透明で目立たないマウスピース矯正で、理想の歯並びを一緒に目指しましょう。船曳歯科医院では、無料の矯正カウンセリングを実施しており、強引な勧誘は一切行いません。お気軽にご相談ください。
よくある質問
インビザラインの全顎矯正と部分矯正はどう違いますか?
全顎矯正は奥歯を含む全ての歯を対象に噛み合わせごと整える治療で、部分矯正は主に前歯など一部の歯並びを整える治療です。治療期間・費用ともに全顎矯正の方が長く・高くなる傾向があります。
インビザラインの全顎矯正の費用はいくらですか?
全顎矯正の費用相場は80〜100万円程度です。スマイルモア矯正(2025年)の調査では全国平均84万2,000円とされており、症状の程度や医院によって異なります。デンタルローンや医療費控除も活用できます。
インビザラインの治療期間はどれくらいですか?
全顎矯正の場合、一般的に1年半〜3年程度が目安です。軽度な部分矯正なら6ヶ月〜1年程度で終了することもあります。装着時間を守ることで治療期間の延長を防げます。
インビザラインは奥歯の矯正にも対応できますか?
はい、インビザライン コンプリヘンシブプランでは奥歯を含む全ての歯の移動に対応できます。他のマウスピース矯正が前歯中心なのに対し、インビザラインは全顎対応が強みです。
マウスピース矯正中でも虫歯になりにくいですか?
インビザラインは取り外して通常通り歯磨きできるため、ワイヤー矯正より虫歯になりにくいです。ただし、毎食後の歯磨きを徹底し、磨き残しのない状態でマウスピースを装着することが大切です。
インビザラインは痛くないですか?
ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないとされています。マウスピース交換直後に軽い圧迫感を感じることがありますが、数日で慣れる方がほとんどです。金属アレルギーの心配もありません。
インビザラインは仕事中や人前でも目立ちませんか?
透明で薄い素材のため、装着していてもほとんど気づかれません。接客業や人前に立つお仕事の方にも選ばれています。発音への影響も数日で慣れる程度です。
インビザラインの矯正カウンセリングは無料ですか?
船曳歯科医院では矯正カウンセリングを実施しています。強引な勧誘は一切行わず、歯並びのお悩みをお伺いしてどのような治療ができるかをご提案します。詳しくはお問い合わせください。
インビザラインと従来のワイヤー矯正はどちらがよいですか?
見た目・取り外しやすさ・虫歯予防の面ではインビザラインが優れています。一方、骨格性の問題が大きい重度の症例ではワイヤー矯正の方が適する場合もあります。歯科医師の診断のもと最適な方法を選びましょう。
神戸・元町でインビザライン矯正を受けられる歯科医院はありますか?
船曳歯科医院(神戸市中央区・元町駅徒歩3分)でインビザラインによる全顎矯正・部分矯正に対応しています。約50年の歴史を持つ予防歯科に強い歯科医院です。

結論
マウスピース矯正のインビザラインによる全顎対応は、透明で目立たず・取り外し可能・虫歯予防にも優れた治療法です。費用相場は80〜100万円、治療期間は1.5〜3年が目安ですが、症例によって異なります。まずは矯正カウンセリングで自分の歯並びに合ったプランを確認することが最善の一歩です。神戸・元町の船曳歯科医院では、患者様の立場に立った丁寧な診療と強引な勧誘のないカウンセリングを提供しています。
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インビザラインと部分的な矯正治療に対応しています。治療範囲・期間・費用の目安についてカウンセリング時にご説明しますので、まずはお気軽にご連絡ください。クレジットカード・各種電子マネー・デンタルローンに対応しています。
月・火・水・金・土 10:00〜13:00 / 14:00〜18:00 / 休診日:木・日・祝
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著者情報
院長

船曳 晃滋
(ふなびき こうじ)
略歴
奥羽大学歯学部卒業
船曳歯科医院勤務
平成24年 船曳歯科医院が現在の場所に移転・院長就任
現在に至る
